映画を観たい気持ちはあるけど、
正直、2時間超えはしんどい夜があります。
気分転換したいだけ。
感動しなくても、泣かなくてもいい。
ただ、頭の中を一度リセットしたい。
そんな夜にちょうどいいのが、
短めで、話がシンプルで、見やすい映画。
この記事では、
- 上映時間90分前後
- 構えず観られる
- 観終わったあと、気持ちが少し切り替わる
そんな映画を集めました。 忙しい夜のお供に、どうぞ。
🎬①『ブリグズビー・ベア』|世界から少しズレた夜におすすめのやさしい映画(97分)

こんな時におすすめ:
世界から少しズレている気がする夜。
自分だけ別の場所にいるような気持になったとき。
小さな部屋。
テレビから流れるのは、たったひとつの番組「ブリグズビー・ベア」。
それが、ジェームズの世界のすべてでした。
外の世界をほとんど知らずに育った彼は、ある日突然“現実”に放り出されます。
価値観も会話のテンポも、まわりの人たちと少し噛み合わない。
でも彼には、ずっと大切にしてきた「好き」がありました。
その「好き」を信じて行動したとき、
少しずつ、人とつながり、世界が広がっていきます。
無理に変わらなくていい。
変わっていることは、欠けていることじゃない。
そんなメッセージが、静かに、でも確かに胸に届く映画です。
誰かが本気で何かを大切にしている姿が、
じんわりと気持ちをほどいてくれます。
◎見やすさ:
◎気分転換度:
作品情報
・出演者:ジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ
・上映時間:114分
・ジャンル:ヒューマンドラマ/コメディ
🎬 ②『シング・ストリート 未来へのうた』|現実から少し逃げたい夜に観たい、音楽が背中を押す青春映画(106分)

こんな時におすすめ:
現実から、少しだけ逃げたい夜。
学校も家庭も息苦しくて、「このままここにいていいのかな」と思ってしまうとき。
舞台は1980年代のダブリン。
家庭は不安定、学校ではうまく居場所を見つけられない少年コナーは、
ある日ひとりの女の子に目を奪われます。
彼女に近づくためについた小さな嘘。
「僕、バンドやってるんだ。」
その一言から始まったのは、
楽器も経験もない仲間たちとの、手探りの音楽づくりでした。
ファッションを真似して、音楽を真似して、
必死に“なりたい自分”を探していく日々。
音楽が鳴り始めるたび、
重たかった現実が少しだけ遠のいていきます。
上手じゃなくても、未完成でも、
「好き」を形にした瞬間、世界はちゃんと色づく。
これは、成功物語というより、
自分の人生を自分で選び始めるまでの話。
観終わるころには、
何かを始めたくなる勇気が、静かに残っているはずです。
◎見やすさ:
◎気分転換度:
作品情報
・出演者:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボイントン
・上映時間:106分
・ジャンル:青春/音楽/ドラマ
🎬 ③『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』|何も考えず前向きになれる一本(114分)

こんな時におすすめ
仕事のことを一旦忘れたい夜。
うまくいかない現実から、少しだけ距離を取りたいとき。
一流レストランで働いていたシェフが、
評価やプライド、仕事のしがらみに疲れ果て、
すべてを手放すようにしてフードトラックの旅に出ます。
この映画で描かれるのは、
料理を作ること、誰かと笑うこと、道を走ること。
そんな当たり前の時間が、少しずつ主人公を立て直していきます。
音楽も、食べ物の映像も、空気感もやさしくて、
観終わる頃には、気持ちがすっと軽くなっているのに気づくはず。
仕事に疲れた心を、温かい料理みたいにほぐしてくれる映画です。
◎ 見やすさ:
◎ 気分転換度:
品情報
・出演者:ジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ
・上映時間:114分
・ジャンル:ヒューマンドラマ/ロードムービー/グルメ
🎬 ④『イングリッド ネットストーカーの女』|SNS疲れの夜に効く、ブラックユーモア映画(98分)

こんな時におすすめ:
SNSを見すぎて、頭が疲れている夜。
SNSを開くたびに、
誰かの幸せや承認欲求が流れ込んできて、
なんとなく頭がざわつく夜ってありませんか。
『イングリッド ネットストーカーの女』は、
そんなSNSとの距離感がわからなくなった現代を、
ブラックユーモアたっぷりに描いた一本です。
主人公は、
SNSで見かけた“理想的な生活”を送る女性に強く惹かれ、
その世界に近づこうと行動を始めてしまいます。
展開は少し刺激的ですが、
ホラーというよりは皮肉の効いたコメディ寄り。
テンポがよく、上映時間も98分と短めなので、
重たい余韻を引きずることはありません。
観終わるころには、
SNSを一度閉じて、
現実の静かな時間に戻りたくなる。
そんな**“頭のリセット”に近い気分転換**をくれる作品です。
◎見やすさ:
◎気分転換度:
作品情報
・出演者:オーブリー・プラザ、エリザベス・オルセン
・上映時間:98分
・ジャンル:ブラックコメディ/ドラマ
🎬⑤『レディ・バード』|母と娘のすれ違いが胸に残る。大人になってから観たい青春映画(94分)

こんな時におすすめ:
過去の自分を思い出して、
「不器用だったな」と感じてしまうとき
舞台は2000年代初頭のアメリカ・サクラメント。
高校最後の1年を過ごす少女レディ・バードと、
彼女を誰よりも想いながら、
うまく愛情を伝えられない母親の物語です。
印象的なのは、
何気ない会話が、いつの間にか言い争いに変わってしまう場面。
「わかってほしかった」「言えなかった」感情が積み重なっていく。
そのリアルさが、胸に残ります。
この映画は、
母か娘、どちらかを正解にしません。
どちらも未完成で、不器用で、
それでも必死に生きている姿を、映し出しています。
観終わったあとには、
過去を責める気持ちが少しだけ和らいで、
心が静かに整っていく映画です。
◎ 見やすさ:
◎ 気分転換度:
作品情報
・出演者:シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ
・上映時間:94分
・ジャンル:青春/ヒューマンドラマ
⑥🎬『コロンバス』|静かに心を整えたい夜に観たい、建築と余白の映画(100分)

こんな時におすすめ:
感動したいわけでも、元気になりたいわけでもなくて、
ただ静かな時間を流したい──そんな夜に。
『コロンバス』は、
アメリカの建築都市・コロンバスを舞台に、
心にそれぞれ事情を抱えた二人が、
少しずつ言葉を交わしていく映画です。
物語はとてもシンプルで、セリフも少なめ。
説明的なことはほとんど語られません。
その代わり、
建物の線、光の入り方、
人と人との「間」がとても丁寧に映されます。
何かを理解しようとしなくても大丈夫。
途中で考えごとをしてしまっても、
置いていかれる感じはありません。
観ているうちに、
散らかっていた思考が、
自然と静まっていく。
そんな“心の整頓”に近い気分転換をくれる一本です。
◎見やすさ:
◎気分転換度:
作品情報
・出演者:ジョン・チョー、ヘイリー・ルー・リチャードソン
・上映時間:100分
・ジャンル:ヒューマンドラマ
🎬 ⑦別れたあとも、少しやさしい気持ちで|『セレステ∞ジェシー』人間関係に疲れた夜に観たい(92分)

こんな時におすすめ:
人との距離感を考えるのに、今日はもう疲れてしまった夜。
離婚したセレステとジェシーは、
「友達としてなら、きっとうまくやれるはず」と信じて関係を続けます。
重たい修羅場はありません。
あるのは、軽やかな会話と、ちょっとしたすれ違い。
冗談を言い合いながらも、
少しずつ「前と同じではいられない」ことに気づいていく二人。
恋愛映画というより、
人との関係が変わっていく過程を、さっぱりした距離感で描いた作品です。
感情を深く掘り下げなくても、
「こういう関係もあるよね」と静かに受け止められるのが心地いいところ。
考えすぎずに流れる映像を観たい。
そんな夜向けの一本です。
◎見やすさ:
◎気分転換度:
作品情報
・出演者:ラシダ・ジョーンズ、アンディ・サムバーグ
・上映時間:92分
・ジャンル:ロマンス/コメディ
🌙 映画のある夜の選び方
今夜は、
「ちゃんと映画を一本観たい夜」か、
「ただ流しておきたい夜」か。
それだけ決めれば、十分です。
🎬 気分転換を優先したい夜に|Netflix
短めでテンポのいい作品が多く、
何も考えずに再生しやすいのが Netflix。
今日は“軽さ”を優先したい、そんな夜に。
🎬 生活の延長で観たい夜に|Amazonプライム・ビデオ
仕事終わりや家事のあとに、
そのまま映画へ入れる Amazonプライム・ビデオ。
気分転換を、日常の続きとして。
🎬 映画好きな気分の夜に|U-NEXT
もう少し作品を選びたい気分なら U-NEXT。
短めでも、余韻のある映画が揃っています。
🌙 さいごに
気分転換って、
何かを頑張ることじゃなくて、
一度、頭を休ませることかもしれません。
短い映画は、
そのためのちょうどいい時間です。
今夜は、
観終わったあとに何も残らなくてもいい。
少しだけ気持ちが軽くなれば、それで十分です。

